前日の11日目に若隆景(27=荒汐)に敗れ、今場所初黒星を喫した平幕の高安(32=田子ノ浦)が、1差の2敗で追っていた新大関の御嶽海(29=出羽海)を破り1敗をキープ。11勝目を挙げ新関脇の若隆景とともに優勝争いでトップを並走する。

【取組速報】大相撲春場所12日目全取組

19勝8敗と過去の対戦成績で合口の良かった御嶽海を、右四つに組み止め、左上手も引いた。右のかいなを返し御嶽海には上手を与えず、右を絞りながら足を前に出すと、大関はズルズルと後退。アッサリと寄り切って勝負を決めた。

高安の勝因について協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は「立ち合いで御嶽海の動きを止めた」ことを挙げた。あとは、なすすべもなかった御嶽海について言及。「動いているときなら、まわしを与えても(御嶽海に)勝機はあっただろうけど御嶽海は止まってしまった。止まっちゃダメですね」と、新大関のもろさを指摘していた。