ともに1敗の翔猿と錦木の一番は白熱した攻防となった。翔猿がもろ差しになり、体格でまさる錦木が攻めて出た土俵際。翔猿の下手投げが決まった。

勢いがついた両者はともに土俵下へ転落。土俵下で審判を務めた玉垣親方(元小結智乃花)の足下に体重184キロの錦木が落ち、投げた翔猿の体が親方を直撃した。

玉垣親方は真後ろに倒れる災難。館内もざわつく衝撃だったが玉垣親方は、その後も審判を務めた。