日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が、西十両5枚目朝乃若(27=高砂)が体調不良により休場したことを発表した。

芝田山広報部長は「詳しい症状まではこちらに入っていない。コロナの後遺症と言っていいかは分からない」と説明。朝乃若は8月29日に新型コロナウイルスに感染したが、隔離期間を経て、秋場所出場には間に合っていた。

日本相撲協会は、今場所から場所中の新型コロナ感染による新規定を設けた。7月の名古屋場所までは感染者が判明した場合、同部屋で濃厚接触者扱いとなった協会員全員も休場措置としていた。しかし、今場所から感染者は7日間の隔離期間をへての出場、濃厚接触者は2度の検査で陰性なら出場が可能となった。