2021年秋場所後に引退した元横綱白鵬の宮城野親方(37)が、バスケットボールに打ち込む中学2年の長男の眞羽人君ら3人と「最後の相撲」を行った。

対戦相手はウスフバヤル・デミデジャムツさん、バトジャルガル・ムンフイデレさん、そして眞羽人君。

デミデジャムツさんとムンフイデレさんは、共に同志社大相撲部に所属。デミデジャムツさんは宮城野親方の父の弟子でモンゴル相撲の横綱に当たり、ムンフイデレさんは同親方のおいに当たる。この日はまず2人に稽古をつけるように親方が胸を貸した。

続いて、長男の眞羽人君を相手にして実際に相撲を取った。取組前に親子そろって土俵上に豪快に塩をまくと、たちまち大きな歓声が起き、「眞羽人、がんばれ!」といった声援に包まれた。長男の力のこもった押しを同親方は何度も受け止めたが、最後は押し出されて土俵を割った。