[ 2014年7月9日13時27分

 紙面から ]

 準決勝アルゼンチン戦を前に、オランダと国際サッカー連盟(FIFA)の間で一騒動が起きた。オランダは7日、今大会でベースキャンプとしてきたイパネマビーチのホテルから、準決勝が行われるサンパウロへと移動した。

 オランダ連盟のファンオーストフェーン会長は「我々はFIFAスポンサーのお偉方のためにホテルを追い出された」と主張。要人が宿泊するために、チームが1日早くホテルを離れなければならず、準決勝に勝利しても別の宿舎への移動を余儀なくされたとし、「人生で最も重要な試合の前に、代表チームがこのような扱いを受けるべきではない」と怒りをぶちまけた。

 これに対しFIFA側が事情を説明。スポークスマンのフィッシャー氏は「追い出したわけではない。日程は彼らが設定したもの」と、もともと予約が7日までだったと強調した。オランダ地元メディアの報道を総合すると、同国連盟とFIFAは大会前に宿舎についての取り決めを設定。準決勝以降は外部からの宿泊客が増えるため、ホテルを出ることは決定済みだった可能性が高い。だが他国ではなくオランダ自身が4強入りを決めると、現在のホテルへの未練が出てきたというのが真相のようだ。