SKE48荒井優希(22)が、女子プロレス団体「東京女子プロレス」に本格参戦することが決まり、14日、都内で会見を行った。

荒井は、4月17日の東京・後楽園ホールに来場しあいさつ。5月4日の後楽園ホール大会でデビュー戦(対戦カードなど未定)を行う予定。入場曲とコスチュームも用意されているといい、今後はアイドルと並行して活動し、月に1回程度試合を行っていく予定という。

かつてDDTの試合にも出場経験がある荒井は「試合に出させていただいた時に、見に来ていただいた方の温かさが決め手となった。ファンの皆さんも優しい方ばかりで、私が決めたことなら付いてきてくれると信じる気持ちもあったので、迷うことなく決めさせていただきました。ライブや握手会など、いろいろある中で、もう1つファンの方に楽しんでもらえるものをと思って決めました。たくさんの方に応援してもらえるプロレスラーに」と話した。

荒井は18年2月に愛知県体育館で行われた「豆腐プロレス」のリアルイベントで、「バブリー荒井」として“リングレビュー”。3人タッグマッチで、「バブリーかかと落とし」を得意技に挑んだが、「バード高柳」こと、10日に卒業コンサートを行った高柳明音(29)にPKからの片エビ固めで敗戦していた。それでも、CyberFightの高木三四郎社長(51)は「かかと落としがものすごい華があって、リング映えする。すごい逸材になる」と、その目に留まっていたという。練習パートナーの山下実優(26)も「身体能力もある。デビュー戦では強い気持ちを見せてもらいたい」と期待した。

大のプロレス好きで、11日に卒業コンサートを行った松井珠理奈(24)のパーカを身にまとって登場。珠理奈からも前日に連絡があったといい「私のデビュー戦も見に来てくださるということなので、プレッシャーなんですけど、強くなった姿を見せたいと思います」。また高柳からも「本当に頑張って」とエールを送られたといい「より気持ちを引き締めて頑張りたい」と意気込んでいた。

◆荒井優希(あらい・ゆき)1998年(平10)5月7日、京都府生まれ。13年11月の「第1回AKB48グループドラフト会議」でSKE48のチームK2に指名され、14年に劇場デビュー。17年の選抜総選挙で58位に初ランクインし、18年の第10回選抜総選挙では28位にランクイン。最新シングル「恋落ちフラグ」の収録曲「あの頃のロッカー」で初センターを務め、青木詩織(24)との「おしゆき」コンビで行っているTikTokのフォロワーは70万人を超える。165センチ。血液型A。