5月29日にグループを卒業するHKT48森保まどか(23)のラストフォトブック「スコア」(5月26日発売、KADOKAWA)の先行カットが19日、公開された。

グループの本拠地・福岡の糸島や能古島、中洲の屋台、唐人町のなじみの店などで行われた撮影では、特技のピアノを弾く姿をはじめ、23歳の大人の女性に成長した水着やランジェリー姿も披露。「女性ファンの方にも喜んでもらいたい」と選んだビスチェやボディースーツ姿などもあるという。

また、同期の1期生・今田美奈、熊沢世莉奈、下野由貴、松岡菜摘、村重杏奈、本村碧唯との撮り下ろしカットや、7人組ユニット「Chou」(松岡菜摘、栗原紗英、神志那結衣、松本日向、宮崎想乃、山下エミリー)との撮り下ろしカットなども掲載される。

総合プロデューサーの秋元康氏からは「彼女から、いつも音楽が聴こえて来るような気がする。ピアノを弾く姿が目に焼きついているからだろうか。完成したばかりの写真集をめくっていたら、いろいろな表情の彼女自身が美しいコンチェルトのSCOREに思えて来た」と帯コメントも寄せられた。

森保は「リアルな彼女感が楽しめるような写真を撮りたい、女の子が喜んでくれるようなページを作りたい、思い出のお店に行きたい、大きな肉まんが食べたい、アレをしたい、コレを着たい、ココに行きたい…。悔いが残らないよう、私の希望を全て詰め込みました! 撮影期間は3日だったけれど、まるで10年を早送りしながら振り返っているような……不思議な時間でした」。

さらに、初のエッセーにも挑戦しているといい「普段考えていることはもちろん、撮影中に思い浮かんだものもあります。思い出をなぞりながら書いたので、照れくさいですが読んでほしいです。アイドルとして過ごした私の10年間がたっぷり詰まった1冊です!」とアピールしている。

森保は11年結成の同グループの1期生としてデビューし、グループの中心メンバーの1人として活躍。幼少期からピアノを習い、15年にはフジテレビ系「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」のピアノ対決で優勝するなど番組常連で、昨年1月には松任谷正隆氏総合プロデュースによるピアノアルバム「私の中の私」で、ソロデビューも果たしている。