高校生華道コンクール「Ikenobo 花の甲子園2021」のアンバサダーを務めるNMB48梅山恋和(17)が23日、京都市中京区の池坊会館で、いけばな体験を行った。

梅山はいけばなに初挑戦。一番好きだというヒマワリをはじめ、カスミソウ、ギガンジウム、シマフトイを生けて作品を完成させた。テーマは「さわやかな夏」。「夏は暑いので、暑さをすがすがしい感じにしたいと思って、レモンイエロー(のヒマワリ)を使ってさわやかな感じにしました」と説明した。

体験を終え、「思っていた以上に難しくて、ちゃんと集中してやらなきゃって緊張していたけど、先生が自由に自分らしくと言っていたので、自分の個性を出せたらいいなと思って頑張りました」と振り返った。

指導した「池坊中央研修学院」研究員の柿沢正一さんは「初めてだけど、とても器用。ちょっとした才能を感じます」と梅山を称賛した。

完成したいけばなの点数を聞かれると、「初めてなので、自分に優しく100点をあげたい」と答え、「次は120点を目指して頑張りたい」と意欲も見せた。アンバサダーとして「高校生のみなさんも頑張っていると思うので、私もいけばなを広められるように頑張りたい」と意気込んだ。

梅山が制作したいけばなは25日午後5時まで、池坊会館に隣接するWEST18ビルの1階ロビーで限定公開される。梅山はNMB48OG吉田朱里(24)に見に来てほしいという。「お姉ちゃんで優しくて、めっちゃかわいがってくれている先輩。これを見て癒やされてほしい」とメッセージを送った。

「Ikenobo 花の甲子園」は、いけばなを学ぶ高校生が3人1組で、制作した作品を発表する公開コンクール。兄弟コンビのミキもアンバサダーに就任している。