テレビ東京は23日、都内の同局で定例会見を行った。今年2月、前園真聖氏が旅バラエティー「旅バラ・バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」のロケ中に右ひざ外側半月板損傷のけがを負った件で、外部の弁護士らによるヒアリング調査の結果を報告した。

吉次弘志社長は「ひと言で申し上げると安全の確認に不十分な点があったと認めざるを得ない」とし、あらためて前園氏に陳謝した。

ヒアリングは、制作スタッフ、出演者の計14人に実施。撮影の際、前園氏はミッションの危険性を指摘していたことがすでに明らかになっている。縄谷太郎取締役は「出演者からミッションの安全性、あるいはミッションクリアの条件がちょっと難しすぎるのではないかという指摘がありました。一部内容を修正して撮影をしましたが、修正したところの安全面の確認が不十分だった点があったため、前園さんの負傷につながってしまいました」と説明した。

再発防止策として、「あらかじめ現場でシミュレーションを重ねて安全性について事前に詳細な確認検証を行う」「制作スケジュールを改善し、ミッションの内容を事前に十分検討する時間を確保する」「天候の変化や不測の事態を想定し、あらかじめ複数の代替プランを用意する」などを発表した。

吉次社長は「『バス旅』シリーズはわれわれにとって非常に大事で、人気があるコンテンツ。再発防止策をあらためて徹底し、シリーズの継続に向けて環境を整えていきたい」と話した。