AKB48清水麻璃亜(25)が30日、都内で、10月6日スタートの光石研主演(61)BS-TBS連続ドラマ「帰らないおじさん」(木曜午後11時)の制作発表会に出席した。

同作は西村マリコ氏の同名漫画のドラマ化で、主演の光石、橋本じゅん(58)高橋克実(61)演じる3人の「おじさん」が自由を謳歌(おうか)する姿を描いた物語。

8月末から9月27日までの約1カ月間で撮影した過酷なスケジュールだったといい、3人の「おじさん」たちが「疲れがとれない」とぼやくなか、清水は「疲れはとれています!」と元気にあいさつして笑わせた。

名優3人との共演に、食事ものどを通らないほど緊張したというが、3人の優しい声かけに救われた。「よーいスタートの直前までふざけている。素晴らしいギャグセンスで私を笑わせてくれる。スタートの後も笑いをこらえるのが必死だった」。

おじさん3人での撮影シーンが多く、清水が参加するシーンについて橋本から「かっさかさの中にコラーゲンが来たような。かっさかさの我々に、干からびて汗まみれの中に来た、非常に明るい麻璃亜ちゃんに救われた」と言われるなど、オアシスのような存在だったという。

アイドル活動の中で、ファンやスタッフといった「おじさん」と触れ合う機会は多く、もともとおじさんに抵抗はなかったが、撮影を通してさらにイメージが変わったという。「今回、おじさんってかわいいんだなって思った。少年のようなかわいさがあって、リアルにおじキュンしていました」と振り返った。

具体的なキュンシーンを問われると、「携帯触っている時に文字が大きかったりしてかわいいとか。アプリが入れられなくて、パスワードが思い出せなくてダメで、あきらめちゃうのもかわいい。いちいちおじキュンしてしまった」と笑顔で明かした。