AKB48仁藤萌乃(20)が14日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われたチームA公演で、AKB48からの卒業を宣言した。「20歳になって自分のことを考えるようになりました。スキルアップのために卒業して、いろんなことに挑戦したい」と切り出した。

 5期生の仁藤は、AKB48選抜総選挙では、第2回から29位→31位→55位と堅実な成績を残した中堅メンバー。昨年9月のAKB48選抜じゃんけん大会では準優勝。09年6月の「涙サプライズ!」以来、3年半ぶり2回目のAKB48選抜入りを果たした。マルチな才能の持ち主で、昨年6月にはテレビ番組での書道対決で優勝。消しゴムを削るハンコ作りも得意で、週刊誌で作品を紹介の連載を持ったこともあった。

 ただ、島崎遥香ら後輩の台頭は著しく、大島優子ら人気の先輩たちとの間に挟まれて、グループ内でブレークしきれない立場にいた。卒業の時期については「『永遠プレッシャー』の握手会と4月28日の自分のAKB48・5周年を終えてから卒業したいです」と、目安を明かしていた。