映画「ゼブラーマン

 ゼブラシティの逆襲」(5月1日公開、GW三池崇史監督)の完成披露試写会が5日、都内で行われた。

 主演哀川翔(48)、悪のセクシーヒロイン扮(ふん)する仲里依紗(20)ら出演者が舞台あいさつに立った。白・黒の色違いスーツ姿の哀川は「つらかったけど、いいものができた。役者25年の集大成です」。初ヒール役に挑戦した仲は「出せるものは出し切りました。あとは…」と言葉に詰まると、三池監督から「スッポンポンになるだけ」と迫られた。

 泥臭い中年ヒーローをコミカルに演じた前作から6年。今回は、脚本家・宮藤官九郎が奇想天外な近未来SFストーリーに仕上げた。