乃木坂46で最も人数が多く、「未来の黄金世代」としても期待される「01年組」久保史緒里(18)遠藤さくら(18)賀喜遥香(18)のインタビュー後編です。今年2月にナゴヤドームで行われたデビュー8周年バースデーライブのエピソードなどを明かします。

クールな表情でカメラを見つめる乃木坂46の賀喜遥香、久保史緒里、遠藤さくら(撮影・横山健太)
クールな表情でカメラを見つめる乃木坂46の賀喜遥香、久保史緒里、遠藤さくら(撮影・横山健太)

-遠藤さんは、昨年9月発売のシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」でセンターに大抜てきされました。堂々パフォーマンスしています

久保 うん。すごいと思う。

遠藤 まだまだ、全然です。自信もそうですし、全然足りないところばかりなので…申し訳ないです!

-バースデーライブの「帰り道は遠回りしたくなる」でも、卒業した西野七瀬さんが務めていたセンターで踊りました。涙する一幕もありました

賀喜 後ろから見ていて、泣いていたのは分からなかったです。後から映像を見て「泣いてる!」って(笑い)。

遠藤 ふふ(笑い)。

賀喜 「帰り道は遠回りしたくなる」は、ちょうど1年前、七瀬さんの卒業コンサートで、私たちが初めて先輩たちと一緒に踊った曲なんですよ。その曲のセンターを、1年後にさくちゃんがやるなんて、絶対プレッシャーがすごいはずなのに、あんなに堂々とパフォーマンスしていて。本当にいつも思うんですけど、尊敬してます。

久保 私はアンダーポジションだったから、さくちゃんの様子もよく見えて、泣いているのが分かりました。そんな中でも最後までしっかりパフォーマンスをやりきったので「強い!」って思いましたね。

-賀喜さんは、卒業した深川麻衣さんのソロ曲「強がる蕾」を1人で歌いました。こちらも、最初に涙を流していましたね

賀喜 はい…(笑い)。しかも、歌い終わった後に舞台の下に移動して、女性のマネジャーさんの顔を見たら、めっちゃ号泣しちゃいました。ずっと1人だったから「誰かに会いたい!」みたいな(笑い)。去年は4期生みんなで歌っていたので、余計、ちゃんと歌わなきゃ! って思っていましたね。

遠藤 やっぱり、かっきーは何でもできちゃうんです。「強がる蕾」を見ていても、私にはできないことだし。こちらこそ、尊敬してます。

久保 私は前の曲を歌っていたので、ステージ上でかっきーとすれ違いました。「絶対怖いよね!」って思いながら。でも、やっぱりちゃんと歌いきってたから、すごいと思う。

-今回は乃木坂46の全200曲を披露するというハードな構成でした。特に4期生は覚える曲数も多かったと聞きます

遠藤 やっぱり足を引っ張っちゃいけないので、みんなで無我夢中で、とにかく必死でした。楽しかったですけど、いっぱいいっぱいでしたね。

久保 心強いですよ、本当に。4期生ちゃんは、リハーサルとかで絶対に弱さを見せないんです。強いと思うのと同時に、「もっと見せてくれていいんだよー」って気持ちもあります。3期生も一昨年そうだったから、一番気持ちが分かってあげられる部分があると思う。4期生ちゃんは、後輩というより、仲間だと思っているので!

遠藤 賀喜 はい!

【聞き手、構成・横山慧】

(取材は4月3日に行いました)

仲良く撮影に臨んだ、左から賀喜遥香、久保史緒里、遠藤さくら(撮影・横山健太)
仲良く撮影に臨んだ、左から賀喜遥香、久保史緒里、遠藤さくら(撮影・横山健太)

◆久保史緒里(くぼ・しおり)2001年(平13)7月14日、宮城県生まれ。16年9月加入の3期生。愛称「くぼちゃん」「しーちゃん」。ファッション誌「Seventeen」専属モデル。159センチ。血液型O。

◆賀喜遥香(かき・はるか)2001年(平13)8月8日、大阪府生まれ、栃木県出身。18年11月加入の4期生。愛称「かっきー」。「8月8日8時生まれ、8に愛された女」が決めぜりふ。166センチ。血液型A。

◆遠藤(えんどう)さくら 2001年(平13)10月3日、愛知県生まれ。18年11月加入の4期生。愛称「えんさく」「さくちゃん」。「ACジャパン」のCMに出演中。160センチ。血液型不明。

(4月28日付紙面に掲載したものです)