乃木坂46の筒井あやめ（16）と清宮レイ（17）が、舞台単独出演への意気込みを語ります。筒井は「目頭を押さえた」（4日初日、東京芸術劇場シアターイーストなど）に主演。清宮は「3年B組皆川先生～2・5時幻目～」（17日初日、東京・本多劇場）に出演。4期生の仲良しコンビが、青春真っただ中の“たそがれエピソード”を明かします。
- 乃木坂46筒井あやめ（左）と清宮レイの仲良し2人は元気いっぱいの笑顔を見せる（撮影・浅見桂子）
－おふたりとも稽古の最中です
筒井 最初は緊張と不安でいっぱいになりながら稽古場に向かっていたんですけど、最近ようやく雰囲気に慣れてきました。
清宮 あやめんはもうすぐ本番で大変だけど、私は今はまだ学校に行っているような雰囲気です。周りがかなり年上の方々ばかりで、毎日質問攻めにされています（笑い）。私は曲がった正義感がある学級委員の役。クセのある生徒しかいない学校が舞台で、笑いをこらえるのに必死です。
筒井 「3人のプリンシパル」（19年の舞台）で3役のせりふ丸覚えを経験していたので、意外とせりふ覚えは大丈夫でした。
清宮 確かに、あれはすごかったからね…。今回は、台本見て「このせりふだけでこのシーン出られるんだ！」って感動しちゃっています（笑い）。
－筒井さんは、ダブル主演の秋田汐梨さんはじめ若い方々との共演です
筒井 本読みの時点で、共通認識のために意見を出し合ったりしたんですけど、自分の頭にないような意見がめっちゃたくさん出てきて。周りの方々がすごすぎて助けてもらっている状況ですが、とにかく精いっぱいやるしかないです。
清宮 最前列から、めっちゃ表情とか見たい。
筒井 え～（笑い）。
- 乃木坂46筒井あやめ（左）と清宮レイの仲良し2人は元気いっぱいの笑顔を見せる（撮影・浅見桂子）
清宮 あやめんは最初、「私には思い付かないようなことばかりみんな言えるのに、ついて行けるわけない！」って…（笑い）。
筒井 すごく悩んでいたので泣きながらレイちゃんに相談しました（笑い）。
清宮 夕方ぐらいに2人でお散歩に行って、川を眺めながらちょっと座って。もう何回も行ってます。
筒井 本当に支えられてます。
清宮 私も。特に、舞台の宣伝も兼ねて番組に1人で出させてもらうのが怖すぎて、あやめんに電話したら、家に来てくれました。私の話をひとしきり聞いてくれた後に、30分くらい寝て、そのまま稽古に行ってくれました（笑い）。
－おふたりは乃木坂46の新曲「ごめんねFingers crossed」で選抜入り。シンメ（左右対称）のポジションでパフォーマンスします
清宮 今回あやめんとのシンメをすごく感じるんですよ。「＜歌詞＞気づけば心は離れてた」のパートを、2人だけで歌っていて。ハーモニーが良くて、2人で自画自賛。あやめんが自画自賛するって珍しい（笑い）。
筒井 うん（笑い）。
- 乃木坂46の筒井あやめ（左）と清宮レイ（撮影・浅見桂子）
清宮 選抜のお仕事でいっぱいいっぱいな部分もあったんですけど、舞台も含めて、いろんな世界を経験して1つ大きくなれる気がします。1カ月くらいの本番を経て、キラキラした人間になりたいです！
筒井 今はいろんなことを学んでいる機会なので、たくさん学んで、さらに乃木坂の活動にも生かしていきたいです。レイちゃんとも、お互い支え合いつつ、頑張ります！
清宮 おー！【取材・構成＝横山慧】
◆筒井（つつい）あやめ 2004年（平16）6月8日生まれ、愛知県出身。18年11月加入の4期生。160センチ。血液型O。
◆清宮（せいみや）レイ 2003年（平15）8月1日生まれ、埼玉県出身。18年11月加入の4期生。164センチ。血液型O。
