「咲ドル火曜日」第4週はたこやきレインボー(たこ虹)の出番です。7月8日発売の新曲「恋のダンジョンUME」の歌やダンスの注目ポイントを、清井咲希(20)堀くるみ(20)根岸可蓮(19)春名真依(19)彩木咲良(18)が語ります。【取材・構成=星名希実】

新曲の振り付けを披露するたこやきレインボー、左から根岸可蓮、清井咲希、春名真依、彩木咲良、堀くるみ(撮影・清水貴仁)
新曲の振り付けを披露するたこやきレインボー、左から根岸可蓮、清井咲希、春名真依、彩木咲良、堀くるみ(撮影・清水貴仁)

-どんな曲?

春名 梅田の地下街は「ダンジョン」と呼ばれてて、恋愛の複雑さを合わせた曲。曲自体は明るくて楽しい曲だけど「離さないよ」とか「本気だからだまさないでね」とか、ちょっとダークな毒っけのある歌詞があって、そのコントラストが好きです。

彩木 歌詞も深読みすればするほど、モヤモヤするというか…。闇のワクワクさが大好きで、表題曲でこういう曲はなかったので、うちらもこんな感じのダークな女性の歌が歌えるんだなって思いました。

清井 たこ虹の数少ない恋愛ソングに入るんじゃないかな。嫉妬深くて、好きな人を独り占めしたいって思ってる女の子の恋の歌かな? って思ってるんですけど、その女の子のちょっといきすぎた感じの「闇」がある歌詞がいいな。そこを歌ってるメンバーの表情とかも今までにないような表情だったりするので、そこは見てほしい。

根岸 題名にダンジョンって入ってるからか、曲を聞いてるとゲームっぽいなって。全然違うんですけどね。曲とMV(ミュージックビデオ)の内容も全然違う。「何この曲」って思うくらいごちゃごちゃになる。こっちがダンジョンになるくらいおもしろい曲ができたと思います。

堀 「UME」って書いて、梅田の「梅」と「あなたと私(you and me)」。普通の恋愛ソングかと思いきや「この恋してる女の子、ちょっとおかしな気がする」ってところがおもしろい。70、80年代のディスコっぽいサウンドを今風のアレンジとかけ合わせて作ってくださってるので、みんなが聞きやすい曲調にはなってるんかな。

-ダンスの注目ポイントは?

春名 今回のダンスはたこ虹の中でも激しい。でも、ところどころ歌詞に沿ったユニークな振り付けがたくさん。サビの部分で怪獣みたいなポーズとか、サビ最後の「恋のダンジョンUME」は「you and me」で、指をさしてから自分の胸に(手を)持ってくる。ライブとかでもみんなで一緒に踊れる振り付けが多いダンス。

彩木 頭を振り回すとか、曲げたりするとか、結構踊る範囲が広い。でもなぜかしんどくならない。この振りはやってて楽しい。みんなでやってほしいな。

清井 女の子の気持ちを歌った曲でもあるので、女性らしい振り付けが多い。(体の)ラインが見えるポーズとかあります。

根岸 私にとってこの曲は結構しんどい曲なんです。私はしゃがむのが多くて。最近は慣れてきて多少は大丈夫になりました。最初はもう死ぬかと思ったし、膝もあざだらけになるくらいしゃがみまくってた。でも「地下鉄できみに会いに行くよ」の手(指で「L」を作って交互に動かす)がめちゃくちゃ好きで、一番張り切ってます。

堀 曲調的にも大人っぽいし、踊りもセクシーなラインを出したり。きびきび動くっていうより、ちょっとなめらかに動く感じ。女の人っぽさを頑張って表現してるので、うちらも成長したなって。

【取材後記】新曲のサビの振り付けをたこ虹メンバーに教えてもらった。「地下鉄できみに会いに行くよ」の部分では、親指と人さし指でLの字を作って、手を上下に動かす。このスピードが速すぎて、自分の手なのに、どちらの手を動かしているのか分からなかった。サビ最後の「UME」では「あなたと私」ということで、人さし指で「あなた」を表して、手を回して自分の胸に当てて「私」を表現するが、腕がうまく回せなかった。たこ虹のみなさん、本当にすごい。

新曲をPRするたこやきレインボー、左から春名真依、根岸可蓮、清井咲希、彩木咲良、堀くるみ(撮影・清水貴仁)
新曲をPRするたこやきレインボー、左から春名真依、根岸可蓮、清井咲希、彩木咲良、堀くるみ(撮影・清水貴仁)

<たこ虹の今後の予定>

【新曲】 

▼「恋のダンジョンUME」7月8日発売。詳しくはたこやきレインボー公式ホームページで。

【出演】 

▼テレビ大阪「おでかけ発見バラエティ かがくdeムチャミタス!」(日曜午前11時)

▼MBSラジオ「たこ焼道楽わなかpresents たこ焼ベースボールパーク」(日曜午後9時30分)

◆たこやきレインボー 人気女優も多数、送り出す大手事務所「スターダストプロモーション」により、「なにわの最終兵器」として結成。16年4月、シングル「ナナイロダンス」でメジャーデビュー。