西島秀俊(44)主演映画「劇場版 MOZU」(羽住英一郎監督)の初日舞台あいさつが7日、都内のTOHOシネマズ日劇で行われ、ビートたけし(68)が“自虐ネタ”で会場を笑わせた。

 たけしはトークの中で、西島から、たけしの監督作「DOLLS」(02年)で主役に抜てきされた後、かけられた一言が大きかったと感謝された。

 西島 当時、僕は無名だったんですが、撮影が終わった時、北野さんから「君の生活、人生が変わるけども、自分を見失わず、一生懸命やってください」と言われた。ずっとずっとそれを思ってやってきた。今、自分がこうあるのは北野さんのおかげだと思っています。

 それを聞いたたけしは、こう切り返した。

 たけし 私は運良く漫才で売れまして、講談社に殴り込んで前科1犯。交通事故で死にかかり…最近「おいらくの恋」と書かれた。

 たけしは、2日発売の女性誌「女性自身」に、都内の別宅に女性を住まわせ“老いらく不倫同せい”していると報じられた。その件をネタにしたとみられるが、それ以上は触れなかった。

 この日は香川照之(49)伊勢谷友介(39)松坂桃李(27)池松壮亮(25)も登壇した。