2016年ミス・ユニバース日本代表を決める最終選考会が1日、都内で行われ、滋賀県代表の大学生、中沢沙理さん(22)がグランプリに輝いた。

 全国約5000人の応募から、各都道府県のコンテストを勝ち上がったファイナリスト46人の中から選出された。一瞬戸惑いの表情を浮かべながらも、胸に手をやって「日本の美しい心を世界に広げていきたい」と喜んだ。

 医療系大学で歯学を学ぶ“リケジョ”。身長171センチ、スリーサイズはB79-W59-H83センチのスレンダーボディーの持ち主。憧れはオードリー・ヘップバーンで「家に本もたくさん持っていますし、ポスターも張ってあります。一歩でも近づきたい」と目を輝かせつつ、「品のある女性、心の強い女性を目指しています。チャリティー活動もやっていきたい」と意気込んだ。

 同時開催の「ミスタージャパン」は、神奈川県の山岸将也さん(23)が選ばれた。20年間水泳をやっており、ジュニア時代には全国3位の実績を持つ。今大会は、自分で調べて応募したといい「家族が食生活も支えてくれました」と感謝していた。

 司会は高橋克典(50)押切もえ(36)が務めた。