AP通信は2日、米司法当局者の話として、4月に57歳で急死した人気歌手プリンスさんが鎮痛作用のある薬剤オピオイド(医療用麻薬)の過剰摂取によって死亡したとの検視結果を伝えた。米国ではオピオイドを含む医療用麻薬の乱用が問題化している。

 プリンスさんの遺体が見つかった米中西部ミネソタ州ミネアポリス近郊の自宅からはオピオイドが見つかっていた。

 急死する前日、関係者が「(プリンスさんに)健康上の深刻な緊急事態」が起きているとして米カリフォルニア州の薬物依存治療の専門医に相談していたことも分かっている。

 プリンスさんは死亡する約1週間前、訪問先からミネソタ州に戻る際に体調を崩し、搭乗機が緊急着陸した。プリンスさん周辺はインフルエンザが原因だったと説明したが、捜査当局者は鎮痛剤の過剰摂取で治療を受けていたとしていた。