大手芸能プロダクションのホリプロが主催する歌唱イベント「ホリNS火曜祭」が13日、東京・品川のステラボールで行われ、タレント小島瑠璃子(22)が公の場で初めてソロで歌唱した。イベント終盤に登場すると、まず小林明子の「恋に落ちて」を披露。続いて「愛を語るより口づけをかわそう」(WANDS)「待つわ」(あみん)「上京物語」(シャ乱Q)「異邦人」(久保田早紀)と、懐メロをメドレーで畳みかけた。「いつもカラオケに行く相手がミッツ・マングローブさんぐらいなので、こういう選曲になっちゃうんですよ(笑い)」。意外な選曲に、たびたび笑いも起きたが、意外な美声を響かせ、1000人のファンを魅了した。

 09年にホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得した当時は、歌手になることが夢だった。「私、歌手志望でして。でも事務所に入って、周りを見渡して、イジリー岡田さん、つぶやきシローさん、さまぁ~ずさんがいて…ああ、バラエティーだなと(笑い)」と方針転換したという。オーディションの歌唱審査も、単独ではなく、複数人での審査だったため、今までステージで1人で歌ったことはなかった。「ドキドキしたけど、楽しかった」。イジリー岡田(52)から「宝塚をやめた人みたい。貫禄があった」と褒められると、小島は「いい思い出になりました。来年も出たいです」と笑顔を見せていた。