6人組コーラスグループ純烈が26日、都内でメンバー林田達也(34)の卒業ライブ公開リハーサルを行った。

 純烈は小田井涼平(45)後上翔太(30)林田達也、友井雄亮(36)白川裕二郎(40)酒井一圭(41)の6人組。元戦隊ヒーロー出身の俳優を中心に結成され、平均身長が183センチというイケメングループ。

 林田は8月にブログで、家族のサポートを理由に年内卒業を報告していた。「父親の体調が良くなくて、そばにいてやろうと思って」とその理由を話した。リーダーの酒井は「純烈は『紅白出場』『親孝行』を掲げて活動して来ました。本人の決断を優先したいので、メンバー全員納得しています」。

 結成9年デビュー7年になる純烈だが、デビュー前の2年間、林田の純烈としての収入は2万円だったという。デビュー後も苦労は続き「歌わせてもらえる場所があればどこでも行きました。あの経験があればどんなことがあっても生きていけると思います」と林田。しかし、グループはこの1~2年で知名度は上がり、上り調子だった。小田井は「ここ数年それぞれの個性がまとまって来ていました。それだけに来年、達也の個性をだれがどうカバーしていくのか。達也の偉大さを実感することになると思う」。白川は「心の中に達也はいるので、これからも6人のつもりで紅白を目指します」と決意を話した。

 最後に林田は「悔いは残っているけど、紅白に出てください。CDも買います」と笑顔で話した。