おしどり夫婦で知られるも、昨今は不仲説が報じられていた船越英一郎(56)松居一代(60)夫妻が、離婚調停中であることが5日、分かった。船越の所属事務所がこの日、船越が離婚調停を申請していたことを認めた。松居はこの日未明、「船越英一郎の裏の顔」として、YouTubeに動画を公開。船越が不倫しているなどと主張したが、船越の所属事務所は否定するなど、両者の主張は食い違っている。

 離婚調停に詳しいレイ法律事務所の松下真由美弁護士は、今回の松居が公開した動画について、「調停が不調に終わり裁判になった場合、『婚姻を継続し難い重大な事由』という(民法の)条文に該当し、不利になる可能性が高い」と指摘する。また、動画が、船越の社会的評価を下げることとなり、名誉毀損(きそん)で損害賠償請求をされたり、離婚が決まり、船越が慰謝料を払うことになった場合、減額されることも考えられるという。

 松下弁護士は「松居さんがどうしたいのか、真意が分かりませんが」とした上で、「船越さんからすれば、早く解決したいという思いが強いでしょうから、慰謝料を多めに払っても離婚という方向になるのでは」と話した。