-施術を受けていたマンションの存在、診療の事実を夫は文春の取材に対して「知らなかった」と言っている

 斉藤 記者の方が私のところに来て、「こういうこと(不倫の事実)がありますよね?」と言って…。ちょうど私がまったくお化粧をしていない状況で、すごく見られたくない時だった。だから主人のところに行って「家族のことを聞いてくるから、全部私が答えるから、『知らない、分からない』と言っておいて」と私は言ったんです。主人は「知らない、分からないと言ったよ」と言ってくれた。

 -夫はマンションのことも施術のことも知っている

 斉藤 何となく知っていたと思います。

 -今回の報道を夫はどう言っているか

 斉藤 電話で連絡を取り合って「今日は何時に帰ってくるの? 遅くなるならご飯食べさせるから」って(やりとりを)毎日やってます。

 -そういうことではなくて「ダブル不倫、手つなぎ報道について」夫はどう言っているか

 斉藤 えーっと、あー、そうか、こんな…と思って…。当然、責められてしかるべきなので、実は怖くてまだ聞けていない。主人も特に聞いてこなくて、「今日は会見やるの?」とかそういう感じです。

 -夫婦関係が今回のことで壊れることは

 斉藤 あの記事を読んで「ギュッと手をつないで親密に」と書かれたら、手がアレしちゃって…そういうことをしたのは確かだと思う。ほんの数秒でも。そういうふうに主人が思うとしたら、それはそれでしょうがないなという気持ちはしますけど、こればかりはこれから(話し合う)。ここのところずっとドラマのロケをやっていて、この記事のことがあったので、家に帰れなかったので、実は「着たきりすずめ」で今もロケしたばかりで、ボサボサで恥ずかしいけど、帰ってないんです。

 -医師は往診なのに手ぶらでマンションへ入っていった。医療器具を使ったり、看護師が来たりすることはあるのか

 斉藤 看護師さんにはあまり知られたくなかったというか、いろんな美容関係のこともやってもらってたので、看護師さんと一緒ということはなかったと思う。用具とかに関しては、前もってまとめて(マンションに)置いておいてもらって、いちいち持ってくるのが(面倒)という感じなので、ずっとそこに置いてあって、それを使う感じでした。

 -具体的にどういう施術をしたのか。話を聞いても納得できない

 斉藤 今、すごく充実した仕事をたくさんいただいてます。そのことがすごくうれしくて、毎日女優としてすごく楽しい部分はある。それの「陰の大黒柱」というか、立役者というか。(男性は)私のいろんな仕事にも興味を持ってくれて、ドラマとか映画とか舞台、そういうものも見て、「こういうところはこうだった」とか、いろんな意味で励ましてくれた。「こうやったりいい」とかすごく言ってくれて、すごく自分を信じることができるようになった。それはダイエットがきっかけなんですけど、そのへんから話を聞くようになったし、質問していろんなことを教えてもらって、「次はこういうチャレンジしてみよう」という積み重ねで今があると思う。

 -その関係は、内科的治療などをするようになってからか

 斉藤 その前からです。「これ(出演作)を見ましたよ」とか「次はこういうことにチャレンジしたらどうですか?」とか、そういう話をずっとしたりとか。

 -そこにお互い好意はないですか

 斉藤 好意はあるから、手を出された時に手をつなぐことはあるんだと思います。でもね、うん…。(首をひねりながら)でもやっぱり、だからこそ、ずっと家族を連れて病院に行って、この何年もずっとお世話になり続けられたんだと思います。