活動休止を発表したデュオ、タッキー&翼の今井翼(35)が14日深夜、パーソナリティーを務める文化放送「今井翼のto base」(木曜深夜0時)に出演し、活動休止への思いを明かした。

 今井は「はい、こんばんは今井翼です。すでにお知らせなどで、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このたび、タッキー&翼は今月をもって活動を休止することになりました」と番組のオープニングで報告した。

 また、ファンに向け「先日の11日で僕たちはありがたいことにデビュー15周年を迎えまして、もちろん節目ということもそうなんですが、あらためて当時2人でデビューできたこと、それから節目に限らず、支え応援してくださっている方々に、とっても感謝しています」と礼を述べた。

 続けて休止の理由について言及。「この節目にこういう発表をさせていただきましたけれども、これはやっぱり、ひとえにそれぞれが個人活動でスキルアップし、そして成長してタッキー&翼がまた帰ってくることができればな、という思いでの選択ですので」と説明した。

 続けて「これまでの時間とか楽曲含め、いろんな人間関係であったりということは、僕にとって宝物ですし、それはこれからも生き続けるもの。僕にとって滝沢というのはデビューしてからもそうですけど、13、14歳から一緒にやってきた仲間。それから、いろんな時間を家族以上に過ごしてきた大切な戦友でもあって。やはりスタッフの皆様であったり、関係各位、それからファンの皆様、こういった支えがなければやはり僕たちというのはこれまでの時間というのは過ごせなかったと思います。あらためて、すべての方々の支えに感謝をして、これからこの選択が最良のきっかけであったと、皆さまにも思っていただけるようにしっかりとやっていきたいと思っています。今とこれからの2人を皆さまには温かく見守っていただけたらありがたいです。僕自身はこの節目を新たな契機として、一生懸命また表現者として、タキツバプライドというのも、それは生き続けるものですからやっていきます。今後とも皆様の応援をよろしくお願いいたします」と語った。

 最後は「タキツバもね、出会ってもう23年ぐらいですか。仕事ではあるんですけど、仕事というものを超えたこれだけの年数。また年数の中には、もっと濃いものがあったりして。そこを気付ける仲間がいるというのも、これはとっても感謝すべきことですので。とにかく一生懸命、それぞれが頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」。感謝の気持ちを込め、最後は2人で書いた楽曲があると語ると、「ありがとう」をリスナーに届けた。