女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の9月29日第155話の平均視聴率が22・7%、9月30日の最終話が21・4%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。全話通しての最高は9月28日放送第153話の24・4%。

 4月3日にスタートした初回の視聴率は19・5%。序盤は20%割れが続いたが、物語の舞台が東京・赤坂に移った第13週以降は、コンスタントに20%台をキープし、安定した支持を得てきた。9月25日からの最終週は日増しに視聴率がアップし、28日の放送では最高の24・4%を記録していた。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描いた。同作終了にあたり、ネット上では「ひよっこ」ロスになる視聴者があふれ、続編を望む声も続出している。