6年前、隠し子騒動で愛想をつかした妻マリア・シュライバー(61)に、離婚申請されたアーノルド・シュワルツェネッガー(70)だが、まだ離婚が成立していないことが明らかになった。

 米フォックスニュース・チャンネルの番組「OBJECTified」が、シュワルツェネッガーにこの問題について聞いたインタビューが5日夜、放送予定となっており、シュワルツェネッガーがついに、まだ離婚が成立していない理由について明かすとみられている。

 25年間連れ添ったシュライバーは、シュワルツェネッガーが元家政婦との間に隠し子がいたことが発覚した後、2011年7月に離婚申請。当時は4人の子供のうち、2人の子供たちパトリックとクリストファーが未成年だったが、現在は2人とも成長し、親権の問題はない。

 夫妻の共同資産は総額4億ドル(約440億円)ともいわれているが、婚前協約を交わしていないと報じられている。米情報サイトTMZによると、離婚申請以来、双方のビジネスパートナーたちが、財産の分割方法について交渉にあたってきたが、離婚はまだ成立していないという。

 関係者らによると、シュライバーは離婚を成立させたがっているものの、シュワルツェネッガーは離婚へ向けての必要なステップを踏んでいないようだ。

 しかし、シュワルツェネッガーに近い関係者はTMZに、「アーノルドは離婚を妨害しているわけではない。マリアと子供たちによい形で、離婚を成立させたがっている」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)