米倉涼子(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の16日第6話視聴率が20・7%(関東地区)だったことが、17日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は20・9%、第2話は19・6%、第3話は19・0%、第4話は19・1%、第5話は20・8%と、前評判通りの高視聴率で独走している。

 米倉演じる「私失敗しないので」が決めぜりふの天才外科医・大門未知子の人気シリーズ第5弾。過去4シリーズの平均視聴率は、19・1%、23・0%、22・9%、21・5%と、ブレない高視聴率は圧巻。今回、新キャストとして永山絢斗、陣内孝則、草刈正雄が参加。また、田中圭と段田安則が第1シリーズ以来の復帰。豪華布陣で今作もどれだけ記録を伸ばすのか、注目だ。 

 第6話は、フリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)が猪又(陣内孝則)の姑息な根回しによって、東帝大学病院への出入りを禁止されてしまう。そんな中、大門未知子(米倉涼子)と博美が行う中華料理店の店主・六浦良夫(平泉成)の妻・敦子(松金よね子)の手術の日が近づく。だが、敦子の手術を前に、良夫の膵臓(すいぞう)に複数の腫瘍があることが判明。未知子は命を救うために全摘を主張するが、良夫のオペはさまざまな思惑から安全策を重視する猪又の手に渡る、という内容だった。