アップフロントプロモーションは6日、こぶしファクトリーのメンバー田口夏実(17)との専属契約を解除したと発表した。

 「ここ数カ月の本人の行動や出来事について、本人及び両親とも話をしました。その上で、こぶしファクトリー、ならびにハロー!プロジェクトのメンバーとして自覚と責任を欠くものであったと判断し、途中解約に至りました」と説明している。

 グループは15年にメンバー8人で結成。その後、メンバーの卒業や契約解除などがあり、田口の脱退で5人となるが、今後も活動を続けていく。

 リーダーの広瀬彩海(18)は公式サイトに、「デビュー当時から田口夏実とは約3年間毎日のように同じ時を過ごし、いろいろなことを乗り越えてきました。そんな大切な仲間が、このような形でグループから抜けていってしまうことは私自身、とても悔しく、残念でなりません」とコメントを掲載した。

 同グループは今年になって、7月に藤井梨央(18)が契約解除、小川麗奈(17)が卒業を発表するなど、メンバー脱退が相次いでいる。広瀬は「ここ数カ月、皆さまを悲しませてしまうようなお知らせが続いていることに関しても、リーダーとして大変責任を感じています」としている。

 さらに「田口はここで、こぶしファクトリー、そしてアイドルの道から退くことになってしまいます。リーダーとして、寂しい、悔しい、そしてファンの方々へ申し訳ないという気持ちでいっぱいです。ですが、こぶしファクトリーとして、目指す場所、進んでいく道、そしてもっと素敵な景色を見たいという熱い思いは5人とも変わりはありません」と心境を明かし、「今ここから新たに、こぶしファクトリーとして1からのスタートだと思い、気持ちを入れ替え、メンバー同士の絆を深め、信頼しあい、みなさんに歓迎して頂けるグループになれるよう、これからも全力で活動していきたいと思います」と今後に向けた決意もつづっている。