博多華丸・大吉の博多大吉(46)が、「M-1グランプリ2017」決勝戦で審査員の上沼恵美子(62)から酷評されたお笑いコンビ、マヂカルラブリーの失敗について解説するとともに、もし上沼との絡みがなければ「もう終わってる」と語った。

 大吉が審査員を務めた「M-1」決勝戦を振り返ったトークが、TBSラジオ「たまむすび」公式サイトで6日、特別配信された。審査員7人がオール80点台で最下位となったマヂカルラブリーについて「それはそうでしょ。こんだけハマらなかったら(高得点は)つけられないですよ」と妥当な点数だとした。

 マヂカルラブリーのネタについて「準決勝では1位、2位を争うウケで来てるはずなんですよ」と、ネタ自体は良かったとしたが、決勝の会場にいる観客にウケなかったことで、粗が余計に目立ってしまったと分析。「今、冷静に全部を見ちゃうと、ツッコミがちょっと甘いな、とか、もうちょい工夫あってもいいんじゃない? とか、そもそもネタの構成おかしくない? とか」と欠点を指摘し、「だから、点数は多分みんな高めにつけたと思うよ。僕、80(点)でもいいかなって思ったけど、さすがにつけられないし」と悩んだ末に高めの点数をつけたと明かした。

 また、上沼から「一生懸命やってるのは分かるけど好みじゃない」「よう決勝残ったなと思って」と酷評されたことで話題となったが、「上沼恵美子さんに絡んでもらえてよかったやん。アレがなかったら、もう終わってるよ、マヂカルラブリー。芸人としては」と、むしろ上沼に救われたとの見方を示し、上沼の酷評についても「愛がないと、ノーコメントでしょ」と“愛のムチ”だったと語った。