米倉涼子(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の7日第9話視聴率が今シリーズ最高となる21・2%(関東地区)だったことが、8日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は20・9%、第2話は19・6%、第3話は19・0%、第4話は19・1%、第5話は20・8%、第6話は20・7%、第7話は20・1%、第8話は20・6%と、これで5週連続の大台超え。前評判通りの高視聴率で独走している。

 米倉演じる「私失敗しないので」が決めぜりふの天才外科医・大門未知子の人気シリーズ第5弾。今回、新キャストとして永山絢斗、陣内孝則、草刈正雄が参加。また、田中圭と段田安則は、第1シリーズ以来の復帰となった。豪華布陣で今作も高視聴率を連発している。 

 第9話は、バレエ教室の生徒・九重遥(井本彩花)が、祖父・節郎(大友康平)とともに東帝大学病院を訪れる。足の痛みがおさまらず、検査を受けにきたという。大門未知子(米倉涼子)は放置すれば運動能力に支障をきたす舟状骨骨折である可能性を示唆。バレエの選考会も諦めなければならず、遥はショックを受ける。そんな中、未知子は、1回の手術で、選考会までに完治できる術式を提案。しかし、この無謀なオペを実現させようとする未知子の前に、難解な壁が立ちはだかる、という内容だった。

 ラストは、大門未知子が、ショッピング中に倒れるという衝撃の展開となった。その後の次回予告編では、未知子がMRI検査を受ける映像と「患者になるって、意外と怖い」というセリフが流れた。襲いかかる“絶体絶命の危機”に未知子はどう立ち向かうのか、来週はいよいよ注目の最終回だ。