東方神起が約2年10カ月ぶりの新曲「Reboot」を今日20日に発売する。ユンホ(31)が今年4月、チャンミン(29)が同8月に韓国軍を除隊し、アーティスト活動を再始動。メモリアルソングは、圧倒的なボーカル力と存在感を誇示するダンスナンバーに仕上がった。このほど、日刊スポーツの単独取材に応えた2人が、新曲にかける意気込みなどを語った。

 「Reboot」はフジテレビ系ドラマ「明日の約束」(火曜午後9時、19日が最終回)の主題歌。躍動感のあるメロディーが特徴で、命や再生をテーマにした歌詞は「生きること」の意味を問いかけるメッセージ性も持っている。

 曲全体のテーマは「命」や「再生」だが、歌詞に「2度と離れない」というワードもある。ファンへのメッセージにも聞こえる。

 ユンホ そうですね。タイトル(Reboot=再始動の意)からして、曲のテーマには「再始動」があります。それに(ファンの皆さんと)「もう2度と離れない」のメッセージも、もちろん込められています。僕の好きな歌詞は「We’re ready to go Here we go We’re ready to go」。もう準備はOKだということ。東方神起も準備OKです。歌詞にはそういう、たくさんの意味が全部溶け込んでいます。メロディーもインパクトのある曲でよかったなと思っている。だから歌い方もわざとハスキーに歌ったりしました。

 チャンミン (入隊していた)この2年、ファンの皆さんと離ればなれになっていた。それが再会になって、これからは、離ればなれになることはないんじゃないかな。「再起動」のメッセージソングにもなっているんですけど、「これから離れずに、一緒に、行き先に向けて、頑張っていきましょう」という希望ソングにもなっている。

 ユンホはハスキーに歌った、と言っている。チャンミンは?

 チャンミン リズムに乗るのに、ちょっと注意してみました。

 「東方神起」としての再始動会見を都内で行ってから約4カ月。現在は、海外アーティストとして史上初となる3度目の5大ドームツアーの真っ最中だ。CD発売に先駆け、ツアーの中で「Reboot」を披露して大きな盛り上がりを見せている。【松本久】