5年前のトラウマを克服した? 昨年から活動休止状態の韓国女性アイドルグループ「KARA」のパク・ギュリ(29)が30日、都内で2部構成のファンミーティングを開いた。

 夜の部のトークでは、ステージでは緊張しないが、あいさつが苦手と吐露。「東京ドームがトラウマになっている。考えてあいさつしています」。2013年1月6日、KARAが初めて東京ドーム単独コンサートを行った際、各メンバーのあいさつで「みなさーん、東京ドームです! あっ、ギュリでーす!」と言い直し、歴史に残る大ボケと語り継がれている。

 「ギュリから聞きたい」のコーナーでは、ギュリに語ってほしい言葉を事前に募集。選ばれた言葉の1つが「こんばんは、東京ドームです」だった。司会に促され、客席は東京ドームの盛り上がりを声援で演出。ギュリは左手を大きく振りながら「皆さんこんばんは~、東京ドームです」と声を上げ、笑いを誘った。

 SPEEDの「White Love」など日本語カバーで計3曲を歌い、アンコールへ。「皆さんのために特別な曲をやります」と話し掛けた後、11年10月リリースのKARAのヒット曲「ウィンターマジック」を熱唱した。4人組の活動が途絶えてからもうすぐ2年になり、グループ復活を待ち望むファンが総立ちで大喜びした。

 他のKARAメンバー2人も今月、東京などでクリスマスイベントやファンミを行い、スンヨンは13年11月リリースの「フレンチキス」、ハラはギュリと同じ「ウィンターマジック」を歌唱。KARAのオリジナル曲が日本のステージで続けて披露され、ファンにとっては最高の師走になった。