ジャニーズWESTが3日、横浜アリーナで、全国ツアー初日公演を開催した。グループ名と「フェスティバル」を合体させたツアータイトル「WESTival」にちなみ、お祭りのようなド派手な演出や、体を張ったコントを披露。ファン1万5000人を「初笑い」の渦に巻き込んだ。

 冒頭、ステージに浮かぶ直径6・4メートルの巨大ミラーボールの中から、輝くスパンコールの衣装を着たメンバー7人が登場した。「おーさか☆愛・EYE・哀」では、ファンとのコール&レスポンスで盛り上げた。続く「浪速看板息子~なめたらあかん~」では、みこしを担いだりちょうちんを持ったりするジャニーズJrメンバーを従え、アリーナ中央で踊る。重岡大毅(25)が「2018年一発目、よろしく~!」と呼びかけ、大歓声を浴びた。

 途中、10分以上の本格コントにも挑戦。藤井流星(24)浜田崇裕(29)がミニスカメイドのコスプレ姿で登場し投げキスを決め、爆笑を誘った。中間淳太(30)は「今回のライブはグループ史上最高に派手です。ファンの皆さんもお祭りのように楽しんでもらって、一緒にコンサートを作っていけるのが僕らの特長だと思う」と話した。

 来年4月にデビュー5周年を控えている。中間は「来年の5周年には、5大ドームツアーを開催するのが目標です」。桐山照史(28)は「どんどん盛り上げて一致団結していって、紅白歌合戦出場を目指していきたいです」と意気込んだ。【横山慧】