M-1王者とろサーモンの久保田かずのぶ(38)が、学生時代にかけられた疑惑について放送したテレビ番組の演出に不快感をあらわにした。

 24日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」では、麒麟の川島明が唱えた「芸能人の地元探れば元カレ元カノぐらい簡単に見つかる説」をとろサーモンの地元である宮崎県で検証し、村田秀亮と高校時代から交際していたという女性にたどり着いた。

 女性はVTR出演して村田との思い出を語ったが、久保田については「高校で部活のお金がなくなった事件があって、久保田くんが怪しいってなって、私が『アンタやろ』って久保田くんに言いに行ったことがあった」と暴露した。

 モニターで観ていた久保田は「してねーわ、ボケ! なんやねんコイツ。出すなや」と大慌て。村田から「そういうウワサ、いっぱいあったやろ、ホンマに」とたしなめられるも、「テレビで泥棒の疑いさせられてんねん、おかしいやろ!」と激怒した。

 VTRが明け、スタジオでは川島が「コンプライアンスぎりぎりの物件になってしまいました」とイジると、ダウンタウンの松本人志は「いや、ハミ出てると思うんですけど」と苦笑い。ケンドーコバヤシは「十中八九、久保田やしねぇ、お金なくなったのは」と疑い、川島も「犯人って疑われた時、あんだけ必死になるんですね」と決めつけて笑いを誘った。

 スタジオでは笑いが起きたが、番組内では久保田の疑いを晴らすような説明がなかったことから、久保田は放送後にツイッターで、「素人の噂を演出するのはええけど、頼むから多少なりとこんな時代なので事実ではないと言う明確な演者のけつも拭く演出もしてほしい」と訴えた。