08年4月に始まったフジ系生情報バラエティー「にじいろジーン」(土曜午前8時30分)が27日、通算500回を迎え、放送終了後のセレモニーで、今春、初のゴールデン帯特番(全国ネット)が決まったことも発表された。

 特番の詳細は未定だが、は10周年記念の“ごほうび”。制作のカンテレ・近藤兵衛チーフプロデューサーから、ゴールデン初進出が告げられると、司会の山口智充(48)ら出演者は「うわ~っ!」と歓声をあげた。

 山口は「時間帯によって(視聴者層も)違うと思う。10年やっていても、初めて見る方もたくさんいらっしゃると思うので、その方が『朝も見ようかな』と思ってもらえれば」。ゴリ(45)は「(番組の)良さを残しつつ、ゴールデンで新たな変化が生まれたら、もしかしたらゴールデン進出できるかも(笑い)。朝が好きな人もいるので、朝の8時半から夜の8時半まで続く、縦の帯番組みたいに」と夢を広げた。

 相方の川田広樹(44)は「ゴールデンで見ても、あったかい番組なので、朝も見てほしい」とマジメにコメント。昨年7月からレギュラー参入した飯豊まりえ(20)は「小学生のときから見ていた番組の500回記念の日に立ち会えるとは思ってもいなかった。本当に幸せ」と漏らし、ゴリらを「ランドセル背負ってた子が…」と驚かせた。

 番組は08年4月に始まり、大阪・カンテレのスタジオから生放送を続けてきた。進行役だったベッキー(33)が16年1月から現在まで今なお休演が続き、その後、16年4月から新レギュラーに入った清水富美加(23)は参加1年足らずの17年2月4日放送分を最後に出演がなく、そのまま降板。紆余(うよ)曲折を乗り越え、今春、10周年を迎える。

 メイン進行のぐっさんこと、山口は「毎週生放送で、視聴者の皆さんと同じ時間を楽しめるのは貴重だと思う。〇〇回という目標じゃなくて、ずっと続くのが一番いいかなと思う。そのためには、自分たちも努力しないといけない」と言い、気を引き締めた。

 また、番組で「とよぞ~」の愛称をもらった飯豊は「どんな風になっていくのか、本当にワクワクしています。もし仮に1000回を迎えると、私、30歳になっているので『大人のとよぞ~』になっていると思います」と約束した。