4日に放送されたTBS日曜劇場「99・9-刑事専門弁護士-SEASON2」(毎週日曜午後9時)平均視聴率が16・8%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 1月14日に放送された初回の平均視聴率は15・1%、同21日に放送された第2回は18・0%、同28日の第3回が16・2%だった。

 嵐・松本潤が主演を務め2016年4月期に放送して大きな話題を呼んだドラマの続編。個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンターテインメントドラマ。

 タイトルの「99・9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)を示している。

 第4話では、斑目法律事務所に岩村梢(有森也実)が刑事事件の弁護で相談にきた。被疑者は、梢の夫で工場の社長・岩村直樹。直樹が、取引先のタナハシ機械製作所専務・棚橋幸次郎を殺害後、自殺したのだ。佐田(香川照之)は、被疑者死亡の場合、裁判が開かれないからこれ以上の弁護は無理だと説明して依頼を断る。しかし、深山(松本潤)はすでに事件現場に向かう、という内容だった。

 

 SEASON1では「松本潤が日曜劇場初主演&弁護士役に初挑戦」「刑事専門弁護士に特化したドラマは連続ドラマ史上初」といった点が注目を集め、第2話と最終回で平均視聴率19・1%を獲得。全話平均視聴率でも17・2%と人気作品となった。

 

 同局の前作「陸王」は最終回で視聴率20・5%を記録しており、骨太作品が続く中でどこまで数字を伸ばせるかにも注目が集まりそうだ。