ダウンタウンの松本人志(54)が、ロック歌手でタレントのデーモン閣下の“顔”に関する発言にツッコミを入れた。

 デーモン閣下は8日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演。好角家として知られるが、相撲界と衝突しかけたというエピソードについて語った。

 昨年、自身のCDが発売されるタイミングで、長年の夢だったという「懸賞幕」を出そうと相撲協会に申し込んだという。自身の名前とアルバム名を記載して発売を告知する懸賞旗を作ったが、協会側の規定で個人名の記載が却下されたため、仕方なく自身の「目の模様」だけを描くことで名前の代わりにしたと明かした。

 歌舞伎の「隈取り」風の特徴的な目の模様は、それだけでデーモン閣下のものとわかるが、「最初は相撲協会、これもダメだって言った。誰だかわかる顔を載せてはいけないっていう決まり」という。しかしデーモン閣下は協会側に対し「これは顔じゃない! デザインだ!」と反論して押し通したと語った。

 すると松本はデーモン閣下のその発言に、「『これは顔じゃない! デザインだ!』って言いましたよね?」とツッコミ。デーモン閣下が慌てて「これ(懸賞幕)はね。これはね。これは! これは、吾輩の顔の柄を、デザイン化したもの」と強調すると、松本は「ギリギリセーフ」と判定を下し、笑いを誘った。

 しかしデーモン閣下はその後も、隣の席に座ったコスプレイヤーのえなこのトーク場面で松本から「横にものすごいコスプレイヤーがいますけど」「メイクにどれくらい掛かってんの?」などとイジられまくり。それでも「吾輩はコスプレじゃないから! メークじゃないしね」と、“あくまでも悪魔”を貫いた。