日本テレビ系連続ドラマ「トドメの接吻」(日曜午後10時30分)の11日第6話の平均視聴率が5・9%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回は7・3%だった。

 山崎賢人(23)演じる主人公のホストが、キスで相手を殺す女(門脇麦)の手にかかり、死のタイムリープを繰り返すサスペンス。山崎は、愛を信じず金と権力を愛し、NO・1ホストとして女性を手玉にとる“クズ男”を演じる。前クールの人気ドラマ「陸王」(TBS)での熱演も記憶に新しい山崎の、新たな一面が見られそうだ。主題歌を菅田将暉が担当するのも話題。菅田は謎のミュージシャン役で、出演もしている。

 第6話は、父・旺(光石研)の消息を追って香港に来た旺太郎(山崎賢人)。父が自分の冤罪を証明するビデオテープのコピーを探していた情報を掴む。旺太郎は長谷部(佐野勇斗)にテープを探させるが、帰国した旺太郎を待っていたのは長谷部が亡くなったというニュースだった。旺太郎は、宰子(門脇麦)のキスでタイムリープをするが、何度時間を遡ってもなぜか長谷部の自殺を食い止めることはできない、という内容だった。