平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)のスピードスケート女子1000メートルで、小平奈緒(31)が銀メダル、高木美帆(23)が銅メダルを獲得した場面を生放送した14日のNHKの番組(午後7時30分)の関東地区の平均視聴率が、24・9%(関西地区26・6)と高視聴率を記録したことが15日ビデオリサーチの調べで分かった。NHKによると、瞬間最高視聴率は小平の滑走直後の同8時10分に記録した33・0%だった。小平の前に滑走した高木の滑走直後の同8時6分には30・5%を記録。その後、徐々に数字が上昇したという。

 また、NHKが複合個人ノーマルヒルで2大会連続銀メダルを獲得した渡部暁斗(29)の試合を放送した番組(午後5時35分)は、関東地区で10・2%(関西地区8・8%)だった。瞬間最高視聴率は渡部のゴール直後の13・7%だった。

 一方、スノーボード男子ハーフパイプで、2大会連続で銀メダルを獲得した平野歩夢(19)の試合を放送TBS系の番組(午前9時55分)の関東地区の平均視聴率は9・6%(関西地区10・1%)だった。瞬間最高は午後0時3分の16・6%で、米国のショーン・ホワイトの点数が出て、ショーンの金メダルが確定した瞬間だった。