女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の16日放送の第114話が22・5%、17日放送の第115話が19・0%(ともに関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、てん(葵わかな)は、伊能(高橋一生)から隼也(成田凌)が「マーチン・ショウ」のニセ代理人に仮契約で手付け金をだまし取られたことを聞き驚愕する。藤吉が隼也のために遺したお金を何の相談もなく使い「マーチン・ショウ」の手付金を支払ったことが許せないてんは、自分の下で一からやり直し修業させると宣告。隼也は責任をとり伊能の下を離れ、北村笑店で働き始める。戻ってきた隼也を風太は心配し、てんへの謝り方を教える。その頃、てんは伊能(高橋一生)から、本物の「マーチン・ショウ」が日本公演を希望しており、隼也の目利きは間違ってなかったと告げられる。また、アサリは漫談家となることを宣言する、という内容だった。