タレント関根勤(64)ANZEN漫才みやぞん(32)あらぽん(32)が21日、都内で、「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~」公開アフレコに挑んだ。

 関根が同シリーズに挑むのは01年「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」以来17年ぶり2度目。「前回は(娘の)麻里と見たけど、今回は孫と一緒に家族5人で見たいね」とほほ笑んだ。孫を溺愛する関根は「2日会わないと禁断症状が出る」といい、「昨日も2時間会ってきた。孫の顔を見るとこれまでの人生の辛かったこと、嫌なことを忘れられる。別れた15分後には思い出すけど」と笑った。

 関根は敵のボスにツボを突かれて「パンツまる見え」しか言えなくなるぷにぷに拳の師匠を担当した。「『パンツまる見え』と言うのは小学生以来だったの楽しかった」といい、「この一言で全ての感情を表すのが難しかった。ものまねも含め10パターンくらいは撮った、どれが採用されているのかは知らないので劇場公開が楽しみ」とほほ笑んだ。「収録中には菊池桃子ちゃんを思い出した」とパンツつながりのエピソードを話した。

 アニメ声優初挑戦となったみやぞんは「難しかったけど楽しかった」。同作では本人そっくりで敵の刺客「ミヤ・ゾン」を担当した。「自分にそっくりなキャラと対面するので変な気分。向き合うのでなく後ろからだったらもっと入り込めたかも」。これを聞いた関根が「新しいね。天才かも」と話すと、「そんなことありませんが、みなさんがそう言うのであればそうかももしれませんね」とみやぞん節で笑わせた。