たけし軍団のダンカン(59)が、オフィス北野の内紛騒動に関する井手らっきょ(58)の発言に間違いがあったとして、訂正して謝罪した。

 ダンカンは4日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。世間を騒がせている事務所の内紛騒動についてコメントした。

 たけし軍団の連名で発表した声明文で、森昌行社長の“裏切り行為”を告発。役員報酬や従業員の給与水準が容認しがたいほど高額に引き上げられていたことも明かしたが、井手が3日放送の同局系「とくダネ!」等のインタビューで、同社の20代社員の年収が1800万円で、役員報酬は1億円を超えるなどと“証言”していたことについては「この件に関しては本当に申し訳ございませんけど、オフィス北野に謝罪させていただきます」と頭を下げ、「これはらっきょがまったく勘違いで1人で発信してしまったこと」だとして謝罪した。

 ダンカンらは給与の一覧などを見る資格がないため、会計士からおおよその状況を聞いたという。しかしその話を井手が「完全に聞き間違え」ていたとし、「(20代で)1800万円もあるわけないでしょ。いくらなんでもさすがに」と訂正。「すみませんでした。本当にすみませんでした」と再び頭を下げて謝罪した。

 またダンカンは、今回の告発によって同社のマネジャーが「高額な報酬をもらっている」と誤解されていることに触れ、「そんなことないですよ。法外な年収をもらっているのはごく一部の人間」と強調した。