女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)12日放送第10話の平均視聴率が21・2%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、左耳の異変を訴えた鈴愛(矢崎由紗)は、名古屋の大学病院で精密検査を受けた。鈴愛は、薬をのみ続ける。2週間後、検査の結果が判明する。医師は、鈴愛の両親の晴(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)に、鈴愛の左耳の聴力がなくなっていること、治る可能性や治療法もないことも告げる。「何であの子がこんなことに」。晴と宇太郎はショックを受ける。

 そして、晴と宇太郎は自分の耳は治ると信じている鈴愛に事実を伝える。鈴愛は「元気な時の左耳にバイバイ」と話す。