たけし軍団のダンカン(59)が11日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜午前11時55分)に出演し、オフィス北野の森昌行社長(65)について言及した。ダンカンは「今後は森社長も、お笑いとかバラエティーとか、ドラマの方とかも、マネジメントに自ら動いてくれるっていうし」と話した。

 たけし軍団と森社長は、ビートたけし(71)の独立をめぐり、経営手法などに関して対立していた。9日に森社長がたけしへの謝罪を文面で発表し、騒動の沈静化を図るとした。

 感情的なしこりはどう取り除くのか、と聞かれダンカンは「芸能界は、マネジャーとタレントが仲悪いなんていくらでもいます。仕事がうまく回転し始めたら、その辺の溝はあっという間に埋まるもんなんです」。

 事務所の業務、マネジメントが、お笑いに手薄だったのではと指摘され、ダンカンは「最初はお笑い事務所を作りましょうということだったけど、映画で北野武監督が大きくなり、そっちにいってしまった。お笑いはお前に任せる、という右腕が(森社長に)いれば良かった」と振り返った。

 今回の騒動については、たけしが指示を出していたのかと聞かれ「出してほしかったですよ。一切、関わってないです」。