とんねるず木梨憲武(56)が、ラジオリスナーから寄せられた悩み相談に対し豪快な解決方法を提案し、ファンを驚かせた。

 木梨は18日、TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」にゲスト出演。悩み相談コーナーで、22歳の男性リスナーから「自分の才能や、合う仕事がわからない」との相談を受けた。

 男性は大学を卒業するも就職活動はせず、スポーツ選手や映画関係の仕事に就くという漠然とした目標はあったものの、本気で努力したことはなく、現在はフリーターだという。

 木梨は自身が高校を卒業後に一般企業に就職し、社員として働きながらお笑いオーディション番組に出演した過去を振り返り、「映画関係とかスポーツの場合はそれでご飯を食べていけるかどうかの技術も努力もあるとは思うんですが」と前置きした上で、「(仕事の)現場に行って、そちらの先輩たちといい感じの出会いがあれば、これはそっちが好きになってくるんですよね」と、職場環境によってその仕事を好きになる可能性もあるとの持論を展開。そして「もう俺、彼の就職先を決めてます」と言い出し、パーソナリティーのジェーン・スー氏を驚かせた。

 木梨は関わりの深いフジテレビや、主演映画「いぬやしき」等に関するコネクションを持ち出し、「フジテレビさんの映画部、そして東宝さん、あと『いぬやしき』を作ったプロデューサー。この3件にまず会ってください。会わせます」と宣言。「で、そこから社員なのかアルバイトか。センスがあるのか、本当に好きなのかは会ってからでしょう? こういうきっかけがあれば、会った方がいいの、絶対に。で、『お前、いいねえ!』とか『じゃあこっち側がいいね』っていうのはその3人が決めますから」と説明し、「20日に舞台あいさつがあるから、そこにまず来させます」と断言した。

 この驚きの展開に、スー氏ら番組出演者は大興奮。ネット上でも「ノリさんすごい!」「ノリさんかっこよすぎて悶えた」「これぞとんねるず的急展開!」「憲さんみたいな大人が沢山いたら良いね。世の中ごと変わるもん」と絶賛の声が相次いだ。