元衆院議員の上西小百合氏(34)が、議員時代に受けたというセクハラ被害を振り返り、財務省の福田淳一事務次官をめぐるセクハラ問題に私見を述べた。

 上西氏は19日、ツイッターを更新。「私は国会で2度セクハラと言われる事をされたけど」と自身の経験を明かした上で、「正直なんとも思わなかった」という。さらに「自民党の議員に陳情に行く時も、党から若い女だからって理由で散々行かされた(美人議員って言われてた頃ですね)。女性記者が言われた程度の言葉は散々言われたけれど“まあそんなもんだろう”って適当にあしらってた」と当時を振り返った。

 「まあ私みたいな女性と、繊細な女性を一緒に考えるのに無理はあるし、立場によって取り組み方も変わるし程度にもよるけれど」と、福田氏を告発したテレビ朝日の女性記者と自身を同列に並べて論じることは適当ではないとの考えを示したが、「ただこんな報道ばっかり続くと男性の側も女性と2人で話すのは面倒だなって思ってる人が多くなってるとは思う」と、過熱する報道によって“弊害”が生じると指摘。しかし最後に「でもセクハラはダメですよ」と付け加えた。