菅田将暉(25)土屋太鳳(23)が23日、都内で映画「となりの怪物くん」(月川翔監督、27日公開)の“フレッシャーズ”限定イベントに出席。新入生、新社会人を前に、それぞれデビュー時の思い出を明かした。

 08年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストをきっかけに芸能界デビューした菅田。当時はまだ地元大阪に住んでおり、09年の春、仕事のため上京した。「全然知らないところで、みんな標準語で。監督が『やだやだ』って言ったときに、気持ち悪いな、と思いました。関西人からしたら、赤ちゃん言葉に聞こえるんですよね」と、上京当時をなつかしそうに振り返った。

 土屋は10歳のときにオーディションを経て現事務所に所属した。そのオーディションのテーマが「薬師丸ひろ子のような女優を探せ」だったといい、「最終審査で、薬師丸ひろ子さんからの激励のメッセージを拝見したんです。それを聞いて、絶対に女優になりたいと思いました。そのとき身長が130センチだったので、残れないだろうなと思っていたんですけど、絶対になってやる!って」と、本気で女優を目指すきっかけとなった出来事を明かした。

 また2人は観客のお悩み相談にも応じた。どう告白するか悩む大学生に、菅田は「直接会って好きになったわけでしょう?じゃあ直接会って伝えればいいんじゃないかな。電話やメールで人に伝えるってのは、俺はよく分からない」。土屋は「ドキドキの過程を、電話やメールでちょいちょい楽しむのもいい。声は思い出に残るし、お手紙は宝物になる」としながらも、「でも直接言ってほしいですよね」と本音をのぞかせていた。