25日に放送されたテレビ朝日「特捜9」(午後9時)第3話の平均視聴率が14・5%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 渡瀬恒彦さん(享年72)が主演したテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁捜査一課9係」シリーズが、新たに「特捜9(とくそうナイン)」として生まれ変わり、寺尾聡演じる謎多き班長宗方朔太郎の元、「9係」にも出演していたV6井ノ原快彦が主演を務め、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正が演じた旧「9係」メンバーが再結集した設定で始まった。

 第1話は16・0%、第2話は15・4%だった。

 第3話は、人気の建築家・森田亜紀子(冨樫真)の刺殺体が仕事部屋で発見された。とある町の設計コンペに参加していたのだが、近未来的なデザインで有名な建築家・大屋源治(下條アトム)も参加していた事が判明。その大屋の靴が現場に残された足跡と一致。直樹(井ノ原快彦)らが家宅捜索を行うが、大屋の妻千鶴(洞口依子)の不審な動きに新藤(山田裕貴)が気がつく、という内容だった。