演歌歌手神野美伽(52)が28日、宮城・川崎町で行われた東北最大のロックフェス「ARABAKI ROCK FEST,18」に、演歌歌手として初めて参加した。

 演歌とは縁の薄いロックファン約2000人に対し、「りんご追分」「座頭市子守唄」「石狩挽歌」など7曲を披露。神野のパワフルな歌唱に、客席からは「演歌やばい!」「神野さんカッコいい!」などの声が飛んだ。

 神野は「野外でのステージはやはり格別。演歌を知らないお客さんばかりだったと思いますが、バンドの皆の力も借りて演歌の魅力を伝えることができたと思います。お客さんとつながる瞬間を感じることができました。これまでいろいろなアウェーなフィールドで歌ってきましたが、この瞬間がたたまらない。今後ももっと多くの方に演歌の魅力を届けたい」と語った。

 5月18日には、35周年公演を東京・中野サンプラザで行う。