ねつ造写真が原因で19日に行われる英国のヘンリー王子との挙式を欠席すると報じられていたた米女優メーガン・マークル(36)の父トーマス・マークル氏が、一転して出席する意向を示した。

 前日にパパラッチと共謀して写真を撮らせていたことが発覚し、結婚式への出席を取りやめるとコメントしていたトーマス氏は、一夜にして心変わりし、娘とバージンロードを歩くことを決めたと米ピープル誌など複数のメディアが報じた。先週、突然心臓病に襲われたマークル氏は、15日に再び胸の痛みを訴えて病院で検査を受けており、「歴史的な瞬間に立ち会いたい。医者の許可が下りたなら、娘と一緒にバージンロードを歩きたい」と語っているという。

 米Usウィークリー誌によると騒動を知ったマークルが電話をかけたがつながらず、体調を心配しているとメールを送り、愛を伝えたという。マークルは、「(騒動について)怒っていない」と伝え、「バカなことをした」と本人も反省しているという。一方、挙式に招待されていないマークルの親族らがロンドン入りしていると米メディアは伝えており、異母兄や甥らが現地入りしているのが確認されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)