宝塚音楽学校の本科、予科生80人が27日、兵庫・宝塚大劇場の敷地内で、小児がんへの支援を呼びかける「すみれ募金」活動を行い、例年以上の約3000人が集まった。

 とりわけ、本科105期に在学中の松岡修造の長女、松岡恵さんのもとへファンが多数詰め掛け、恵さんだけ5人組活動から離れ、1人で募金を呼びかけ。濃色地に白ゆりをあしらった和装で、ファンとの写真撮影にも応じた。見守っていた母恵美子さんは「本科の自覚も出て、たくましくなったとは思います」。修造のいとこで、音楽学校の小林公一校長は約3000人の募金参加に「去年より多いですね」と笑顔を見せていた。